2012年5月15日火曜日

やさしい虐待・きれいな虐待

何日か前に、夕方のニュースで《やさしい虐待》の特集が組まれていました。余りにも正反対の言葉が耳に残り、気になってしまいました。

やさしい虐待…良い子ども 良い家庭に潜む「行き過ぎたしつけと教育」 の事だそうです。私は普段、小学生の子どもに、日常的に「早よ寝ぇ~やぁ」「早よ宿題せなあかんで~」「早よ用意せな!」と言っていますが、これも、ある日突然、子どもが不登校になったりする要因だそうです\(◎o◎)/!(嘘やン?!)

伸び盛りの子どもの心を、しつけや教育が行き過ぎてがんじがらめにしてしまうのだそう。

そして、やさしい虐待は、親自身の幼い頃の体験が関係していて、子どもの頃、言われた事をそのまま同じように言ってしまっている事が多い らしい。(うん、私もそうやわ…)

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また、きれいな虐待は、親のグチの聞き役になり子供が親に気を使うようになる。そしてその子どもが大人になった時、親として子どもと話せなくなる そうです。(娘が大きくなってきたから、ついしてしまっている自分がいてる…たまになぐさめてもらってる…)

なんとなく、わかります。わかるのですが、それって???。

先日、七田チャイルドアカデミーの籐山社長のセミナーを聞いて「誉めて育てよう!、ダメや、アカン、と言っていたらその通りになる。」のお話は、その通りだと思えましたが、生活していく上で、普通に使う言葉をも虐待になると言われると、なんだか、腫れ物に触る子育てになりそうで…。すごく言葉を慎重に選んでしゃべるのって、親子でどうなんだろう…

ま、何でも行き過ぎたらということなのですが。

時代が違う、環境が違うというのもありますが、PTSD(心的外傷後のストレス障害)も、1995年の阪神大震災以後、よく聞かれる言葉になりました。

では、戦争を体験してきた方々はどうだったんだろう、その時代にPTSDという言葉があれば、どれだけの人が、そうだったんだろう と思ってしまいました。

私自身も、PTSDはあると思います。強弱はあるけどみんな持っているのでは?

子育ての成功ってなんだろう。

子育てって、いつまでが子育てなんだろう。

しつけって、いつまでで親は終了になるんだろう…

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