先週金曜日に、高松テルサで開催された『エンディングノート セミナー』に出席しました。
エンディングノートとは?…人生の終盤に起こるかもしれない「万一」に備えて、自分の希望を記入しておくためのノート。終末期を含めた、広い意味での遺書と考えることも出来る
少し前に、エンディングノートという映画も話題になりましたね。観たいと思いつつ、観る機会が無かったので、まずはノートの内容だけでも知っておきたいという思いと、不動産関係の仕事をしていると、土地の相続で、困っている方が多くいるので、その方達に何か、ヒントを!!という思い出受講しました。
頂いたノート(上の写真)の中は、12項目ありました。
1.自分のこと(氏名・生年月日・住所・血液型 等 プロフィールと、私の宝物)
2.私の歴史(学歴・職歴・資格免許・誇りなこと・悔いが残ること・意思を継いで欲しいこと)
3.家系図・家紋(祖父母・両親・兄弟姉妹・配偶者・子供・孫の氏名、家紋の由来)
4.終末期医療~尊厳死について(尊厳死についての希望、延命治療の希望)
5.終末期に連絡して欲しい人(その方の氏名、連絡先、関係、いつ知らせるか)
6.介護の希望(基本方針・誰に介護をして欲しいか・どこで介護を受けたいか・かかりつけ医一覧)
7.自分の財産について(預貯金・不動産・その他の財産・負債)
8.保険・年金のこと(公的年金の番号や保管場所・民間保険会社名・証券番号や受取人など)
9.遺言書について(遺言書を作成しているか、保管場所、関係専門家の連絡先)
10.葬儀・墓についての希望(葬儀の方法、納骨の場所、祭祀継承者について)
11.家族へのメッセージ(ひとりひとりに最後のメッセージ)
12.友人・知人へのメッセージ(関わってきた大切な方と世の中へのメッセージ)
13.私の写真(尊厳死宣言書・遺言書を作成した時の写真と、記念の一枚の写真)
です。
講師が「結婚式は、誰を呼ぶか悩みます、ご自身の葬儀もそうされてみては?」とおっしゃいました。死んだら、わからんし、葬儀は生きている人の為のものと思う方もいらっしゃると思います。(私がそうです…)ただ、その葬儀を行なうのは、自分の配偶者であったり、子供であったり、身近な大事な人です。その方たちが、困らないようにして旅立つことが、最後に出来る思いやりでもある様に思います。
セミナーは、項目を1つ1つ、説明して進みました。どれを取っても本当に大切です。
遺産相続で、よく問題になる土地や家屋の事も勉強になりました!!
セミナーの講師は行政書士寺主事務所の寺主 吉輝先生 (ご相談にも乗ってくださいます!)
皆さんも、縁起悪いといわず、エンディングノート、作っておきませんか?
あっ、遺言書を作った方が良い方は、
○子供がいない方 ○養子縁組・前妻、前夫の子などがいる方 ○自分名義の不動産を所有の方
そして、絶対遺言書がいる方は
法定相続人以外に財産をお渡ししたい方 だそうです!
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