上棟式とは?
建物の守護神と匠の神を祀って棟上げまで終了した事に感謝し、無事完成することを祈願する儀式で、また棟梁や大工さんたちへの感謝の気持ちを表わす意味で行ないます。
※棟上げとは、新築の家の土台、柱、梁、桁、力板棟の骨組みが完成した後、棟木を取り付けて補強する。
こういう状態ですね。
2階部分に上がり、四隅にお正月の鏡餅のように餅を二段に重ねておきます。
他に祭壇には、
野菜・果物・清酒・海産物(鯛・昆布・海苔・スルメ)・米・塩を供えます。
当社では、真言宗のお寺で御幣と棟札を作って頂きました。
神主様に来て頂く場合もありますが、最近では現場監督さんが進めることが
増えています。 (当社では 工務店の社長が進めてくれました。)
祈願の後、四隅の柱にお米と塩をまき、建物のお清めをします。
最後に祭壇正面の飾りにもまきます。
そして、一礼し、玉串奉納、二礼二拍一礼をします。(施主側の関係者)
餅撒きをする場合は、この後 開始です。(当社は四隅の餅だけ撒きました)
香川県では隅餅(すまもち)と言って、これを拾うと家が建つと言うそうです。
実は、このお餅、前日に会社で餅つき機で作りました!
出来たてのお餅で、社長は手に水ぶくれを作りました(笑)
上棟式が無事終了し、棟梁や大工の皆様に、感謝とお礼、今後もよろしく
お願いいたしますの意味を込め、お膳とご祝儀をお渡ししました。
ご祝儀の金額というのは、本当に曖昧な部分です。しなくても良いという考えも
ありますが、やはりお祝い事。お渡ししないからと言って、仕事の手を抜くという
事はないですが、施主の思いや気持ちを伝えるためにも上棟式やご祝儀は大切
な事と、思います!
金額は、上を見るときりがないですが、目安として棟梁に1~3万円程度
大工さんや現場担当者に5千円程度 かな?と思います。
お渡しする際には、きちんと心を込めてご挨拶お礼を述べ、手渡しする事も大切です。
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