ハウスサービス協力会主催で、水谷修氏の講演会に行ってきました!
ベッセルおおち(東かがわ市)で、少し遠かったので高速で。途中 津田の松原PAで
昼食を摂っていたら…
水谷先生、うどん屋さんに並んでる!!!はやる気持ちを抑えておうどん食べ終えるまでお待ちして、お声をかけさせて頂きました!
講演前に先生にお会い出来て、テンション↑↑↑。
会場に到着し、書籍販売の横で先生がサイン会をされていました。私も欲しかった本があったので、購入して前に並ぶと、息子に「さっきはうどん、美味しかったね(^-^)」と声をかけて下さいました。
2時間の講演会の始まりです!!
21年前、 定時制高校の教員として「夜回り」(深夜の繁華街パトロール)をして来た。
今も週末は全国各地で、夜回りをしている。
当時、教えていた定時制高校は【暴力団養成所】と地域では呼ばれるほどの学校だった。過去の定時制高校は、高校受験に入れず、定時制へ来た子が主で、半数は卒業せず辞めて行く。 今の定時制とは全く別のもの。今はイジメ不登校で行けない、経済的理由、そういう学びたい子供達が入学してきている。
荒れた定時制高校の教師となり、生徒の居場所に出向く様になる(暴走族の集会・たまり場)
香川県も例外ではない。高松市で夜回りを何度もしている。人口比率で言うと10代の中絶・成感染率が全国トップな香川県。シルトカットも4位。水谷党という、昼の世界に戻ってきた子供達の集まりは、香川県では230名居る。夜の世界の大人は優しい、それは金になるから。その優しさに飢えている子供達…
交わった子供が夜の世界から、昼の世界へ笑顔で戻っていく。
子育てでしてはいけない事を、大勢の方はしてしまっている。
・夫婦喧嘩を子供の前でしない(アメリカでは虐待で捕まるぐらいの罪)
・努力しないと親にはなれない(産んだら親ではない、子に生れてよかった、生んでくれてありがとうと言われてこそ親)
・誉めるより叱る事が多い(誉めると目が輝きだす、叱るけなすと、生気をなくす)
・ゲームネット携帯を気軽に与えすぎ(幼子にはあれだけ慎重に刃物の使い方を教えるのに…使い方によっては道具の奴隷になっている)
・体を疲れさせる(健全な肉体にしか健全な心・精神は宿らない)
・精神科・心療内科に頼らない(=薬に頼らない)
薬物を飲み習慣性になるのは、歯が痛いとき、痛み止めを出し続けるのと同じこと。根本の治療をせず、治る訳がない。病んだ心を治すには
・体を鍛える
・神や仏の力を信じる(日本文化の見直し)
四国八十八カ所参りをすれば、精神を病んでいても治る。自分の体を使い仏に参り、4000キロをまわる達成感。そういうものがとても大切。
エイズ少女との出会い(夜の世界にこれっぽっちの幸せは無いと言葉の残した)、筑紫哲也氏とお参りした沖縄戦のガマ跡(預けられた命を繋ぐ、命の尊さを忘れない)
本当はどの子も温かい家・学校を望んでいる。優しさを与えて欲しい。
ある中学生から「薬物が寄って来なくする為にはどうすれば良いか?」という質問があり
「笑顔でいること」と答えた。笑顔で居る為には、周りの人との挨拶と声掛けがあればいい。
ありがとうと言葉は原動力。その言葉で救われる。
かけがえのない命、尊さを忘れない。
講演時間は、瞬く間に過ぎました。横で聞いていた6年生の娘も最初、講演会と言うと憂鬱そうな顔をしていたのですが、先生の問いかけに答え、手を上げ、最後まで真剣に聞いていました。
いじめや不登校問題が多く報道されている昨今。
学校や先生は次の問題。やはり家庭、親関係をしっかり見つめなければいけないですね。
※先生の書籍「子育てのツボ」に、この講演のエッセンスが入っています。ぜひ、子育て世代の親御さんには読んでいただきたい内容です!
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